受験では、必答問題を確実に解く力が、一番大事!

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さて次は、フェイズ3勉強法についてだ。

 

フェイズ1は、知識に触れるフェイズ。

 

フェイズ2は、読み・書き・そろばんの基本的な力を養成するフェイズ。

 

そして3番目のフェイズであるフェイズ3は、必答問題完答して、確実に点数を積み上げる学力を養成するフェイズになる。

 

入試では、必ず点数を取らないといけない問題というのがあるんだね。

 

これを『必答問題』(ひっとうもんだい)という。

 

国語なら漢字読み書きとか、接続詞などを答えるような問題。

 

それから文中から抜き出す問題や、記号で答える問題

 

算数なら、大問1と大問2の最初の10コくらいの問題(計算問題一行文章題)。

 

それからそのあとの各問題の(1)の問題。

 

入試というのは、これらを全部正解すれば、5~60点以上取れるようになっていて、たいていの学校では、6割の点数を取れば合格できるから、これらのほとんどを正解すれば、それで合格できるわけだ。

 

だからこれらの必答問題を確実に点数にすることが、合格の最短距離ってことになる。

 

そのための学力を構築するのが、フェイズ3の達成目標だ。

 


シャッフル問題で、常にいろんな問題を解く。

さて、このフェイズ目標達成のために、具体的に何をやればよいかのだろう?ミキちゃん、わかるかな?「うーんと、基本問題集?一番簡単なヤツ」そうだね。

 

大学受験だと、そうなる。

 

ただし中学受験の場合は、計算問題や一行問題、漢字の書き取りなんかが大事なので、これらのシャッフル問題を使った学習だ。

 

「シャッフル問題を使った学習?」シャッフル問題というのは、いろんな単元の問題から1問ずつ問題をもってきて、組み合わせた問題のことを言う。

 

センセーは、アラカルト問題って呼んでるけど、まあどっちでもいいか。

 

市販の教材だと『計算と熟語』や『計算力トレーニング』(日能研ブックス)などがそうだ。

 

こういう風に、いろんなタイプから問題を1つずつ集めてセットして解く。

 

これを毎日やるといい。

 

 

問題集を、ヨコに解く。

もちろん、他の問題集を使っても良い。

 

なるべくうすっぺらい問題集を用意して、ヨコに解いていかせる。

 

「ヨコに解く?」ヨコというのは、横断的に解くと言うことだね。

 

たとえば各単元の1番目の問題ばかり解くとか、2番目の問題ばかり解く。

 

そういう方法だ。

 

国語だったら、もうすでに一度やってしまった問題集のうち、漢字問題や記号で答える問題とか、文章を抜き出す問題だけ、やり直す。

 

問題集に答えをすでに書き込んでしまっていたら、何か別の問題集を用意してもいいが、とにかく必答問題だけ選んで、それを毎日やっていく。

 

理科や社会の場合は、一問一答問題集や、記号で選ぶ問題集を用意して、一回目と二回目はタテにやって、三回目からはヨコにやるというのがいいだろう。

 

そうやって、知識をランダムに引き出せるように、根気よく勉強していく。

 

試験で点数を確実に取れるようになるには、この勉強法が絶対に必要だ。

 

なぜかというと、同じような問題を続けてやって解けたとしても、単に、同じパターンが続いているから解けているのかも知れないしね。

 

言ってみれば、イキオイだけで解けているのかも知れない。

 

しかしテストでは、いろんな種類の問題が1つずつあるような状態で、しっかり解けないと、点数にはならないんだね。

 

だから難しい問題が解けるより、いろんな種類の問題が混ざった状態で、簡単な問題がすぐに解けるように練習しないといけないんだ。

 

これができるようになることが、フェイズ3の達成目標だ。

 

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