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中学受験の戦略・まとめ
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フェイズ1の勉強法:
- 写真の多い教材や百科事典を準備して、自分で調べさせよう。
学習マンガもOK。
- とにかくたくさん絵日記を描かせよう。
ノートには、絵や図を描くように教えよう。
- ことばや計算、それから県名などをシッカリ覚えさせよう。
- ただし覚えておくべき基本事項だけ覚えさせる。
それ以上は覚えさせないように。
- 何かを新しく覚えるには、まず具体的にイメージできるモノから。
- 覚える量は最少にして、何度も何度もくり返し覚える。
- 覚えるのに有効なのは、使うこと。
だから復習を中心に据えて、くり返すべし。
- 翌日にもう1度。
- 1週間後にもう1度。
- そのまた2週間後にもう1度
- そのまた1ヶ月後にもう一度。
- 必答問題で確実に点数が取れる学力を構築する!
- シャッフル学習で、必答問題をすばやく解けることが達成目標。
- 難しい問題が解けるより、いろんな種類の問題が混ざった状態で、簡単な問題がすぐに解けることが大事。
- 全問正解に対して、特別なインセンティブを与える。
- 小テストが全問正解だったり、学校のテストで100点取ってきたら、何らかの満点賞。
- 99点と100点では全然違うというシグナルを出す。
- やる気を続かせるには、『ごほうび』と『ほめること』が必須。
- 毎日、目標を再確認させよう。
- うまく行ったことと、うまく行った理由を考えることで、成功体験を積み重ねさせよう!
おわりに:家庭学習で、合格をつかみ取ろう!
ミキちゃん、そろそろこのセミナーも、これでおしまいだ。
長時間、つき合ってくれてありがとう。
「お疲れ様~!」いろんなことを話してきたけど、最後まで読んでもらえば、中学受験について一通りのことは、わかってもらえるだろう。
まだまだ説明したりない部分もあるけど、それはまた別の機会にお答えすることにしよう。
さて、講義内でも言ったけれど、子供というのは百人いたら百人とも違う。
全ての子供に通用する指導法というのは、ないと言ってもいい。
だから子供の成長は、実は家庭にかかっている。
中学受験に関して言うと、学校や塾に丸投げではなく、家庭で確実にベースとなる学力を構築すること、これが中学合格の一番の近道だし、それはまた確実に将来の力となる。
だから最後の最後まで根気よく、そして愛情を持ってお子さんに接してあげて欲しい。
子供にとっては、親と一緒に挑む、たった一度きりの中学受験なのだから。